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在宅

屋根ヴァ(L)

知り合いの知り合いが出るからチケット頼まれて見に行った。市村さんや鳳さんは歌うまー!って感じではないけど達者だなと思った。最後の方客席からすすり泣きが聞こえてきてびっくりした。映画やテレビでは泣くけど、観劇で泣くことってあるんだ、と思った。

付き合いで3月に宝塚を見に行くことが決まっていたから、これに出演してた実咲凜音さんをとっかかりにして宝塚の勉強を始めた。宝塚は、昔一度見ているけど特にピンとこなかったのだ。

そのときは、平日昼間にこんなに客入るんや、なんだこの空間は、という驚きと、売布で生まれ育ったけど一度も宝塚見たことないから見に行かないか、新聞屋からチケットもらえたんだ、と言って一緒に見に行った友人Oが汗をかいてたこと、宝塚オーケストラぐらいだったら自分でも入れるんじゃないかなと思ってたけど無理だわと思ったことしか覚えてない。ファミリーランドもうっすら記憶にある。あと街で見かけるタカラジェンヌたちはなんでホストみたいなんだろうって思っていた

そんなわけでなんの準備もなく見に行くと*お金と時間を無駄にしてしまうことは明らかだったので、とにかく宝塚とはなんぞや、どう楽しむものなんや、というのを友人Kのヒントを手がかりとして気合い入れて勉強していった。ホストな見た目も役作り上しょうがないことがわかっていった。言葉遣いがすごいなと思った。とりあえず「お」つけるやん、と。

一度Kの観劇(信長だったらしいから2016年)終わりに劇場の外で待ち合わせて、遊んだことがある。その時Kは、銀座の甘味処で、宝塚は人事が面白くて、と言っていた。それは知ってしまったら面白いわ、と思った。自分はそのころはまだつんく氏周辺のウォッチを楽しんでいたけど、2017年にはキッズが終焉し、つんく氏も一線を退いて、少し空間が空いていた。


*初回観劇時の知識として、大学の講義で聞いた「1914 阪急電鉄 小林一三 ドンブラコ」は待ち合わせていた。

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